流通小売と新決済サービスの行方(リテールテックにて)
一昨日(3月6日)、東京ビッグサイトで開催されていたリテールテックという展示会に行ってきました。その中で、流通小売と新決済サービスの行方というセミナーが興味深かったです。Square、PayPal、ベリトランスの人達によるパネルディスカションで、新決済手法/ビジネスの動向が語られました。私は日頃、金融技術(FinTech)には触れる機会があまりないので、勉強になりました。
特に関心を持った点は、新決済サービス企業は、銀行のような機能を新金融技術を利用して、銀行とは異なる方法で実現している点です。例えば、PayPalの決済サービスでお金を受け取る側の企業では、PayPalの残高を他の企業との取引に利用できるそうです。それは、銀行でいうと、手形のような機能です。また、融資に近い機能も提供しているそうです。2010年に施行された資金決済法で送金サービスが銀行以外の一般企業でもできるようになったりと、金融業界では規制緩和の傾向ですので、PayPalのような企業が銀行のようなサービスをさらに提供するようになると予想されます。
また、Square・PayPalのような新決済サービス企業がリスクマネジメントを日々進化させているも興味深かったです。カード会社は個人利用者の面でのリスクマネジメントが強いということは聞いていましたが、PayPalやSquareは事業者に関してのリスクマネジメントに力をいれている点で違いを感じました。
金融技術(FinTech)に関しては、NHKのニュース番組や楽天金融カンファレンス2015で取り上げられたり、三菱東京UFJ銀行がFintech Challenge 2015というアイデアコンテストを開催したりと、最近いろいろと話題になっています。
その他、リテールテックでは、オムニチャネルというキーワードでの展示が増えていました。業界のバズワードという感じでした。

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