志賀高原スキー場のキーカードシステムSkilineを使ったCRM
先週、志賀高原スキー場にスキーに行ってきました。そこのスキー場の改札ゲートのシステムが今シーズンから変更になり、リフト券も昨年までのICチケットから、「キーカード」タイプに変わりました。キーカードはこれまでのように非接触で(SUICA/PASMOのように)利用でき、使用方法は以前とだいたい変わらないのですが、今シーズンから自分のリフト/ゴンドラ乗車履歴をネットで見れるようになりました。
自分のリフト/ゴンドラ乗車履歴を見るためには、オーストリアの会社が運営するSkilineというサイトを使います。キーカードのリフト券番号を入れると、何時にリフト/ゴンドラに乗車したかや、トータルの標高差や距離も集計されます。これはありがたいです。また、私は使っていませんが、SNS機能で情報共有もできるようです。
ご参考までに、私のリフト/ゴンドラ乗車履歴を載せておきます。(そんなにばりばり滑っていないことがばれてしまいますが。)
スキー場のメリットとしては、これまでのICチケットのシステムでも利用者のリフト/ゴンドラ乗車履歴は蓄積できたでしょうが、リピータの情報が入手できるようになったことで、CRMをさらに進めることができるようになるでしょう。シーズン券利用者以外で1シーズンに何回も来ている利用者は、これまでは別々のリフト券だったので、同一人物かが分からなかったでしょうが、Skilineに自分が使ったそれぞれのリフト券番号を入れるようになると、同一人物が来ていることが分かるようになるためです(これまででも、クレジットカードで購入した場合、同一人物かが判断できたかもしれません)。
さらに、デパートが買い回り分析しているように、リフト回り分析のような分析もできるでしょう。天候や気温などのコーザルデータを使った分析や、単独かグループで来ているかの分析、初心者か上級者かを推定(何分で降りてきているかでわかるはず)したうえでの分析も行えそうです。
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