グーグルのモトローラ・モビリティ買収は足元を固めるためか?
今週、グーグルがモトローラ携帯電話機器部門を買収するというニュースが流れてびっくりしました。しかし、グーグルは最近、広告以外に、SNSのGoogle+(スマートフォン利用者にも使いやすいことが魅力)・携帯向け決済・電子書籍など、ネットを通したサービスに力を入れています。そのことを考えると、グーグルが携帯電話のハードウェアで儲けようという意図は考えにくいです。
CEOのラリー・ペイジは、モトローラの特許が狙いと述べていますが、特許以外にも通信制御のソフトウェア技術も魅力だったのだと思います。Androidでは、OSだけでなく、通信制御の技術も重要だからです。Microsoftなどが携帯電話機器メーカーから特許ライセンス料を請求している現状を考えると、さらに十分な技術を持っておくべきと考えたのでしょう。
このように、モトローラ携帯電話機器部門買収は、グーグルが今後、AppleやMicrosoft・Nokia陣営とスマートフォンの土俵で勝負してゆく上で、足元を固める狙いの買収だと思われます。Androidのプラットフォームが磐石でないと、スマートフォンからのネットのサービスで優位に立てないからです。ですので、Androidを採用している日本の携帯電話メーカーにとっては、いいニュースといえるでしょう(グーグルが大きく戦略を変えることがないことを前提としてですが)。

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