O2O (Online to Offline) とは
O2O (Online to Offline) という用語をよく見かけるようになりました。この用語は、昨年からTechCrunchの記事などで見られましたが、最近ではネット企業がよく使っています。例えば、楽天社長も今後重視する分野としてO2Oをあげていますし、日経デジタルマーケティングのサイトにも、先月三歩先読むキーワード O2O(オー・ツー・オー)というページができました。
もともと、マルチチャネル販売・クリック&モルタルという概念はありました。その考え方の発展形として、ネットとリアルのシナジー(ネットで店舗在庫を検索できたり、ネットで予約して店舗に届けてもらい店舗で試着してから購入を決める仕組みなど)も既に行われています。しかし、 "O2O" という用語はリアル企業のネット展開だけでなく、ネット企業がリアル企業を支援するような形も含んでいる感じです。グルーポンなどのネットのクーポンで、店舗への誘導が盛んになったことから、ネット企業もネット専業というのでなくリアル企業に対してどのようなサービスができるかを考えてゆく必要性が高くなってきたということでしょう。
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