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January 05, 2011

「人を切れば、知が流れる」と「Fire and Forget」

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 年末年始は結構のんびりさせてもらいました。テレビもいろいろ見ましたが、その中で印象的だったのは、大晦日にフジテレビ系で放映されていた大みそか列島縦断LIVEニッポン景気満開テレビという番組の中で取り上げられていた、柿安本店の成功の逸話です。

 柿安本店は2001年のBSE騒動で大きな打撃を受けましたが、リストラをせずに乗り越えることができました。リストラをしなかったのは、その社長が「人を切れば、知が流れる」ことを危惧したためで、料亭の料理人をデバ地下の総菜コーナーなどに配置転換して成功した話などが紹介されていました。この逸話は、90年代に欧米でナレッジマネジメントが盛んになり始めた頃、「Fire and Forget」(注:この場合、"fire"は「解雇する」という意味。ミサイル用語で使う場合、「発射する」という意味)という言葉がよく使われたこととすごく似た話だなあ、と感じてしまいました。

 なお、この言葉をグーグルで検索すると、「もしかして: "人を切れば、血が流れる"」と出てきます。このようなシャレという訳ではないですが、企業にとって「知」は「血」と同じくらい重要なものという意味にもとれるので、とてもいい言葉だと感じました。

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