企業内でのiPadの利用について
iPadは、個人利用だけでなく、企業内での利用も注目されています。まず、アパレル販売のニューヨーカーは店頭販促ツールとして導入しました。また、大塚製薬は営業社員向けに導入を決めました。医薬品の説明する用途と、MRの学習用にも活用する予定とのことです。ガリバーも営業担当者向けに導入し、中古車の出張販売に利用する予定。全て社員向けの利用としては、ベスト電器が社内会議に利用するとのこと。
このように、iPadはこれまでのPCとは違った用途が考えられています。情報を見たり、見せたりする用途です。iPadで表計算やワープロソフトを使うようになるのか、というようなことが話題になりますが、私は情報を作る用途よりも、参照したり分析するような用途で主に使われると予想しています。ですので、BI(Business Intelligence)・OLAPツールとして、データをドリルダウンしたりダイス分析するようなアプリケーションが有望だと思います。その際、指だけを使って、そのような操作がうまくできなければいけないでしょう。指で指定した部分を表にしたりグラフ化するような操作も望まれるでしょう。
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