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October 16, 2009

ノーベル経済学賞を受賞した経済学者による Understanding Knowledge as a Commons

 今年のノーベル経済学賞を受賞したElinor Ostromという女性経済学者は、コモンズの研究者です。だいたいは土地のコモンズに関する研究をされてきた方のようですが、2006年には、Charlotte Hessとともに、Understanding Knowledge as a Commonsという本を出版しています。(生貝さんのブログで知りました。)この本の内容ですが、MIT Pressのサイトから、序文と第1章だけをPDFで参照できます。オープンソース等、コミュニティ型の知識コモンズについて、理論や実際についてまとめた本のようです。

 私は、発明のコモンズの案(元祖権)を考案する上で、Lessig・Boyle・Weberなどの知的コモンズに関する本は読んでいましたが、この本はまだ読んでいませんでしたので、取り寄せてじっくりと読んでみるつもりです。制度をより精緻化する上で、これまでのコモンズ論の知見が欠かせないと思われるためです。

 コモンズの研究者のOstromがノーベル経済学賞を受賞したことを機会に、知的コモンズの議論がこれまでよりも盛んになればいいなと思っています。

 ところで、EPO(欧州特許庁)による2025年を予測したScenarios for the futureという資料を最近入手したのですが、その中の4種類の未来へのシナリオのうち、2つのシナリオで、発明が今よりも共有される未来が予測されています。(経済産業研究所がまとめた概要の訳あり)

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