グリーはDeNA(モバゲー運営)を著作権侵害で提訴しないほうがいいのでは?
先週、ケータイ用SNSのGREEを運営するグリーは、釣りゲームの著作権などを侵害されたとして、モバゲータウンを運営するDeNAを東京地裁に提訴すると発表しました。ITMediaなどで報道されています。
この著作権侵害の根拠は発表されていないので分かりません。ゲームの流れやアルゴリズムは著作権では保護されないので、何を侵害されたかとその根拠を知りたいところです。画面をコピーされたとか、出るメッセージのほとんどがほぼ同じとかいうのでしょうか? または、JAVAプログラムの中間コードを逆コンパイルされ、そのまま利用されているという証拠が見つかったのでしょうか? というように、いろいろ考えられます。
しかし、もしも明らかな証拠は無くグレーであれば、次のようなお茶目なメッセージで宣伝したほうが得策ではないでしょうか?
「他社(D社のMサイト)もパクッたほど人気の釣りゲーム。実は当社が元祖です!」
というのは、提訴して差し止めを主張すると、モバゲー利用者から恨まれる可能性があるためです。
元祖権を提案している身としては、こんなやり方のほうがいいように思えてしまいます。
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