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March 01, 2009

[書評] 宣伝費をネット広報にまわせ 戦略的マーケティングのすすめ

 宣伝費をネット広報にまわせ 戦略的マーケティングのすすめという本を近くの図書館で見つけたので、借りて昨日読みました。昨年12月出た本です。

 時事通信の湯川鶴章氏が中心になって時事通信出版局から出した本のようです。内容をまとめるのは手間なので、それぞれの章で大事と思った点のみあげます。

はじめに 広報が企業の中核に
 ネット時代での広報部門の課題を提示しています。

第1章 ネットPR概論(江戸川大学の濱田逸郎教授著)
 電凸という新たなリスク (確かに、広報から見るとリスクですね)。
 近未来型PRでは、「強い意志」「ファクト作り」「クチコミを意識したユニークな表現」が重要に。

第2章 最先端ネットPRの実践(ニューズ・ツー・ユーの神原弥奈子著)
 検索結果ブランディングでは、SEO・SEMによる自社サイトの上位表示以外にも、正しい情報の自社関連の情報が検索結果に出てくるのが望ましい。
 パーマリンクによって、コンテンツは資産になる。

第3章 広報に利用できる最新テクノロジー(プラスアルファコンサルティングの鈴村賢治著)
 製品の評価だけでなく、企業の風評についてもブログのテキストマイニングを利用できる。

第4章 未来へのロードマップ(ネットイヤーグループの石黒不二代著)
 サイト自体が統合的な顧客接点へ。
 今では、APIを公開することでブランド力の向上やユーザー増加につながるという認識がネット企業の間で広まっている。

第5章 究極の未来から現在へ(湯川鶴章著)
 ソーシャルメディアの専門家になるという道も? 
 インターネットを使った三河屋さん(さざえさんに出てくる八百屋)的サービス。(私は昨年9月、MarkeZine Day 2008の湯川さんの講演でこの話を聴きました。)

 こんな感じで、企業の広報部門向けの内容ですので、広報部門の方は読んだほうがいいと感じました。本のタイトルにあるように、ネット広報の予算取りのための企画書を書くために役立ちそうです。また、広報の仕事に関心のある学生にもお勧めです。

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