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October 23, 2008

「仕事って、一生懸命やれば、・・・」(「OLにっぽん」第3話より)

 先々週書きましたように、日テレのOLにっぽんというドラマは、総務の仕事を海外へアウトソーシングしようという事件を通して、日本のOLがどのように変わればいいのかを考えさせる番組といえるでしょう。昨夜の放送(第3話)のストーリーで、その辺りが具体的になってきました。

 昨夜の放送の中で、典型的な「腰掛けOL」だった矢部桜が、中国人研修生に刺激されて仕事に積極的になった矢先、大きなミスをしてしまったことで、リストラされそうになって、半泣きで言った言葉。

 「仕事って、一生懸命やれば、楽しいんですね。今頃、そんなことに気付くなんて、・・・」

 この言葉から、就職しても職場環境/条件などを理由にすぐに辞めてしまう最近の若者のことを連想してしまいました。私のゼミのOB/OGでも、1年程度で仕事を辞めてしまう者が何人もいました。仕事のおもしろさが分かる前に辞めてしまうのは、もったいないです。やはり、粘り強く仕事を続けることで、仕事の楽しさを感じてゆくことが大切なのだと思います。

 また、昨夜の放送で、日本企業が中国へアウトソーシングしたことで会社を辞めなければならなくなった人について、小旗(阿部サダヲ)は神崎(観月ありさ)に次のように説明しました。

 「あなたたち日本人が劣化したからです。」「中国人が日本人を追い出したのでなく、日本人が日本人を追い出したんです。」

 このようなことも考えなければならない点でしょう。日本企業は、これまでの成功体験から努力を怠って、「日本的経営」と言われるようなやり方を常識化してしまったことで「劣化」していないか、という問題です。脚本の中園ミホは、厳しい目で日本企業に問いかけている感じです。

 今後の放送も楽しみです。学生にも見ることを勧めます。

 ダイヤモンド社のサイトに、OLにっぽんに関連した記事「総務や経理まで中国へ業務移転 日本からホワイトカラーの仕事が消えていく」が載りました。このようなことを考えながら、学生にはこのドラマを見て欲しいものです。

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