MarkeZine Day 2008 を聞きにゆきました
昨日、神田のベルホールで開かれたMarkeZine Day 2008を聞きにゆきました。だいたい知っているような内容でしたが、知識に漏れがあってはいけませんし、全体の傾向や世の中の関心を感じるために行きました。
各セッションの話の内容は、おいおいMarkeZineのサイトに出てくると思いますので、特に強く感じた2点について書きます。
まず、A/Bテストについて、4つものセッションで話題/資料に出てきたのは興味深かったです。Omnitureの製品にはこのような機能があることは知っていましたが、SEM(アウンコンサルティング)、レコメンデーション(ブレインパッド)、メールマーケティング(アルトビジョン)のセッションでも、A/Bテストの話が出てきました。例えば、メールマーケティングで、10万人に送信するメールの場合、AとBの2つのバージョンを用意しておいて、まず1万人にA、別な1万人にBを送信。その反応を見て、翌日、反応の良かったほうのバージョンを残りの8万人に送る、といった手法のことです。
企業でのデータ分析/活用の事例を多く集めた、分析力を武器とする企業や、その数学が戦略を決めるというような本でも、このような実験的な手法の重要性が言われています。特にネットでは、利用者の反応をすぐに取り込んでマーケティングに活かすことが、当たり前になりつつある感じです。
また、オムニチュアのセッションでは、SiteCatalystと他社のアプリケーションを連携させるOmniture Genesisが興味深かったです。この日最初の湯川鶴章氏の講演でも取り上げられていました。SalesForceがSaaSのオープン化で成功したように、オムニチュアは他社との連携に力を入れている感じでした。具体的には、まず、ダブルクリックのClickM@ilerと連携して、10月からメール広告とWebサイトアクセスを関連付けた効果測定を可能にするとのこと。この連携については、日経BPのニュースや、9/12の日経産業新聞に記事が出ています。メールを開封あるいはクリックした後に、リンク先である広告主のサイトをどのように閲覧し、買い物などをしたかまで追跡できるようにするとのこと。
Omniture Genesisは、つまりマッシュアップ的なことを可能とするツールのようであり、興味深かったです。
朝10時から夜7時までだいたい聞きました(少し船をこいでしまいました)が、最新の考え方や手法の再確認ができたので、聞きにいってよかったです。今月下旬から、「eビジネス」という授業を始めるのですが、2コマくらいかけて、e広告やネットマーケティング(クチコミマーケティングを含む)を解説する予定ですので、参考になりました。

![幡鎌 博: eビジネス・DXの教科書[改訂版]-デジタル経営の今を学ぶ-](https://m.media-amazon.com/images/I/41Wvx3vQg4L._SL75_.jpg)



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Posted by: みんな の プロフィール | September 17, 2008 12:44 AM