ヤフージャバンとオーバーチュアによる「インタレストマッチ」
先月、ヤフージャバンとオーバーチュアから、インタレストマッチという新しい広告商品が発表になりました。提供開始は秋からのようですが、おもしろい狙いの広告商品だと感じています。ITmedia・INTERNET Watch・ Web担等で取り上げられています。入札制のクリック課金の広告ですが、単にコンテンツ連動型の広告ではなく、利用者の過去の閲覧履歴や、性別・年代でターゲティングして絞り込み、より効果的な広告表示を行う仕組みです。
オーバーチュアの公式ブログにも、今月1日、興味関心連動型広告『インタレストマッチ』提供についてというエントリーで、詳しい展開方針が出ました。かなり多くのページで露出される予定です。
段階的に拡大し、最大200億PV(Yahoo! Japanの月間PVの約半分)。
さらには、「アドパートナー」を通じての配信も予定。
月刊ネット販売8月号にもオーバーチュアの興味関心連動型広告の効果とは?という記事があります。ヤフーを取材した上で書かれたものです。
インタレストマッチの正体は、「コンテンツマッチ」+「行動ターゲティング」。
広告効果は従来のコンテンツマッチの「5~6倍になる」(ヤフー・広告本部長)。
また、インタレストマッチのFAQによると、
ヤフーが開発を担当、オーバーチュアが営業・運用のノウハウを提供して生まれた新サービスであり、ヤフーがオーバーチュアを統合したことによるシナジー効果の第一弾
ということは、昨年8月にヤフーがオーバーチュアを子会社化してから設計が始まったと思われます。「日本発」の新サービスとのことなので、特許が出願されているかもしれませんが、公開されるとしたら来年以降になりそうですね。
従来のコンテンツマッチから見ると「精度の向上」、行動ターゲティング広告から見ると「広告商品のロングテール化」という狙いが見えます。グーグルに対抗する上で強い武器になると思います。
また、いろいろと考えをめぐらせていて気がついたことがあります。インタレストマッチでは、入札で上位になれなくても、上位入札者と異なる利用者層をターゲットにしていれば、広告の露出が期待できるのでは?SEMサービス企業は、このようなコツを見つけていく必要があるでしょう。

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