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August 22, 2008

平成19年度電子商取引に関する市場調査

 今週月曜、経済産業省から「平成19年度我が国のIT利活用に関する調査研究」(電子商取引に関する市場調査)が発表になりました。関連した日経BPの記事もあります。その発表によると、2007年の国内のBtoC EC市場規模は、5.3兆円(前年比21.7%増)となっています。2006年は前年比27%増でしたので、2007年は少し成長率が落ちました。今後、急激には下がらないとは思いますが、市場の成長率は徐々に下がって行くと思われます。

 このような傾向のせいか、昨日の日経産業新聞に「日本ネットVB、中印で事業展開」という記事が出ていたように、ネットベンチャーにとって、成長率の高い中国・インドが魅力的に感じて、進出するところが増えているようです。なお、今回の経済産業省の調査では、米国だけでなく、アジアの4カ国(中国、台湾、韓国、マレーシア)についても、BtoC EC市場の実態を調査しています。このような情報は、ネットベンチャー等がアジア諸国へ海外進出するか検討する上で参考になるので、望ましい情報だと思います。

 今回の経済産業省の調査では、「消費者の販売/販売促進」活動についても調査がされています。アフィリエイト・プログラムとドロップシッピング経由のEC販売額は5530億円で、BtoC EC市場規模の約1割が消費者を経由した購買額、としています。この辺りも重要な傾向だと思います。

 なお、現在eビジネス/eコマースの動向と技術のページの情報を更新中です。BtoCビジネスのページは、 この経済産業省の調査のデータも加えて一応更新しました。夏休みのうちに、「モバイルEC」についても、そのページ内にまとめたいと思っています。「ネット広告/ネットマーケティング」と「CGM」のページも夏休み中に更新予定です。

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