情報爆発プロジェクトと情報大航海プロジェクト
文部科学省の情報爆発プロジェクトの成果報告会が、来週の月・火曜にあります。行ければ行こうと思っています。
このようなプロジェクトに、文部科学省が研究費を出すのはいいことだと思います。国立大学の教員は研究費をどう捻出するかに苦労していると聞きます。問題は、どう事業化につなげるかでしょう。産学連携や、大学発ベンチャーにつなげる体制が取れるかが課題でしょう。
もっと問題なのは、情報大航海プロジェクト(経済産業省)のほうでしょう。こちらは民間企業に補助金を出しています。第五世代コンピュータの頃より、このような分野にお金を出して、まともな成果は上がっていません。
3月17日に秋葉原で開かれる情報価値の共創による国際競争力強化にむけてというシンポジウムの中で、情報大航海プロジェクトについての取り組みや成果について紹介があるようです。時間が取れれば行きたいと思っています。
情報大航海プロジェクトでは、検索エンジンの「オルタナティブ」を開発するということを掲げています。しかし、個人的には、行政がオルタナティブ開発に関わる必要はないと思っています。それよりも、企業が検索エンジンを開発したくなるインセンティブを与えるような要件を明確にしたほうがいいと思います。例えば、「学校で使う検索エンジンの仕様」を作って研究開発をうながし、採用された企業に利用料を払う、といったやり方で行政から金を出したほうがいいと思います。
文部科学省と経済産業省で、このような似たプロジェクトを別々に行っているのも問題でしょう。縦割り行政の弊害です。
また,検索エンジンは、社会的な影響力の大きさから、少しは規制をしたほうがいいと思います。特に、ページランクの付け方です。グーグル八分のような問題が起きないようにするためには、そのようなページランク操作の説明義務を負わせることが必要だと思います。また、「厚労省」検索で “偽サイト”が最上位になんて事件が起こらないような、注意義務も課せるべきでしょう。go.jp のサイトのもともとのページランクが低すぎたのでしょうか? 中国のような言論統制ではなく、常識的な公正さを求めた不正検索防止法といった法律があってもいいでしょう。

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