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September 11, 2007

FRIから「インターネットショッピング2007」というレポート

 先月30日、FRI(富士通総研)から、インターネットショッピング2007 -経験の差で多様化するネットショッパー-というレポートが出ました。Internet Watch等でも取り上げられました。私は購入していませんが、サンプルのPDF文書を見ての感想を述べます。

 まず、この調査はiMiネットという主にPC向けサービスの会員を対象に行っているため、携帯電話を主に利用している利用者は調査対象外と見ていいでしょう。このレポートの中に、ケータイショッピングやケータイオークションに関する調査もありますが、PCと携帯電話の両方を利用する利用者を調査したものと捉えたほうがいいでしょう。

 この調査結果の中で、興味深かったのは次の点。

・ネットショップの新規利用
 「モールで検索」の率は過去3年の調査を通して増加しているのに対して、「サーチエンジンで検索」は反対に減少、とあります。
 利用者の約4割が、モールに出店していることを「安心して購入できる」理由に挙げている(朝日新聞の9月6日版より)ように、モールで検索することで、信頼できる店に絞って調べることができるということでしょうか?サーチエンジンの検索連動型広告のビジネスモデルが、今後必ずしも順調に伸びるか分からないことを示すデータだと思います。

・気に入っているネットショップ
 この1位は、ダントツでアマゾンでした。2位(千趣会)に6倍ものポイント差を付けていて、ネットでのアマゾンブランドの強さが分かります。

・この1年間に買ったもの
 2位に、「衣類・靴・バッグ・アクセサリー」(49.8%) が入っていました。以前指摘しましたように、米国(Forrester Researchによる調査)では、アパレル分野のネット販売の伸びが顕著で、昨年にはPCのネット販売の売上を上回ったことが報じられています。日本でも、アパレル分野のネットショッピングが大きく伸びていることが分かります。
 関連して、日経TRENDY (トレンディ) 2007年9月号に「激動の予感! アパレルネット通販」という特集が組まれています。今後の戦術まで分析しているので、アパレルのネットショッピングに関わっておられる方は読む価値はあると思います。イージェーワークスの樋口悟さんのブログに、この特集の内容のサマリーがあります。
 なお、先週、ヨーカ堂までもが衣料品4万4000点をネット販売するというニュースが報じられました。今後、アパレル分野へ、各社いろいろな展開がみられそうです。

 また、月刊ネット販売 の9月号の特集は、第7回ネット販売白書でした。EC上位150社の売上ランキングや、各分野の分析がされています。

 先週は、海外に旅行していました。携帯電話とPCの無い1週間の生活は、リフレッシュになります。

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