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June 10, 2007

リコメンデーションサービスを好意的に感じている利用者は結構多い

 ホットリンクがインターネット調査で、ECサイトで商品を推薦するリコメンデーション(リコメンド)サービスに対するユーザーの認知度と評価を調べた結果が、7日のCNETのニュースで報じられていました。その調査結果によると、利用者の53.2%がECサイトのリコメンデーションを今後も希望しているなど、リコメンデーションを好意的に感じている利用者が多いことが分かります。ECサイトで商品を薦められた経験について、54.3%が「ある」と回答。そのうちの64%が商品選びの際に参考になったと答えている、とのこと。商品をおすすめされた経験がある回答者の中で、実際に薦められた商品を購入した経験のある利用者は37%でした。ということは、利用者の約2割がリコメンデーションで薦められた商品を購入していることになります。思ったよりも多いです。また、なぜ、おすすめされたいと思うかという質問に対しては、「選択の幅が広がるから」との回答が79.6%で最も多かった、とのこと。このことから、利用者はロングテール志向から、リコメンデーションを期待していることが分かります。

 ただし、ホットリンクのプレスリリースを見てみると、有効回答者数はたった103名だったとのことです。母数が少なすぎるので、結論付けることはできないでしょう。また、この調査で、リコメンド機能のプライバシーについて、23.9%が「大変気になる」、52.2%が「少し気になる」と回答していて、ECサイト側はプライバシーの問題への注意が必要でしょう。

 また、2月にWebマーケティングガイド(セプテーニ)が実施したオンラインショッピングに付随するサービスについてのインターネットリサーチでも、レコメンド機能をどのように思いますかの問に、「非常に便利である」が8.7%、「まあまあ便利である」が39.9%という回答になり、半数近くの48.6%のユーザがレコメンド機能をポジティブに考えているという結果が出ています。

 関連情報ですが、私は、昨年11月に、レコメンデーションの動向をまとめました。また、パーソナライゼーション/レコメンデーションというページも作っていますので、関心を持たれた方は是非ご覧ください。

 なお、私は今月1日に、教えて!家電教えてーな(SNS)などのリコメンデーションサービスや、リコメンデーションエンジンの開発を行っているALBERTという会社にうかがって、リコメンデーションに関して意見交換してきました。ALBERTの山川会長はマーケティングの専門家だけあって、技術力だけでなく、マーケティングにおけるリコメンデーションサービスの可能性をしっかり考えておられる企業だと感じました。今後の事業展開を期待したいです。

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