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June 19, 2007

AISASに対応する4P --- Product(商品)

 ネット時代になって購買心理過程はAISASに変わってきました。そこで、マーケティングの4P(Product,Place,Price,Promotion)は、どのようにAISASに対応するべきかを、しっかり分析したいと考えています。とりあえず、4Pの中の「Product(商品)」についてまとめてみました。

 その商品の話題をネットで口コミによりShareしてもらえるように、Product(製品)に話題に仕込む(または埋め込む)ことが重要といえるでしょう。どんな商品がネットで話題になっているかを調べると、定番商品(例えば、メリットシャンプー等)は、ほとんどネットで話題にならないことが分かっています。話題になるためには、何らかの驚き(ギャップ)が必要です。

 今月に行われたNET Marketing Forumでのユニリーバの講演によると、3月に日本市場に投入したスプレータイプの男性用香水「AXE(アックス)」は、「AXEを使うと女性にモテる」というシンプルな効果をアピールしたためか、話題が広がったようです。男性としては関心のある点ですので。

 少し古い話ですが、昨年9月のWeb広告研究会によるWABフォーラムの中の「Web2.0時代のCGMについて」というトークセッションで、ネットで口コミの話題になるには「ネタの濃さ」が重要と、カレンの四家正紀氏は言っています。アサヒビールの横山和幸氏は、「企業が情報を操作するのではなく、顧客がCGMを使って伝えたいと思うような商品を作るべき」と言っています。これが本筋でしょう。

 また、定番商品でも何とか話題が広がるように、話題性を埋め込む例もあります。ピノという定番のチョコアイスには、あまり宣伝していませんが、願いのピノというの別な形(星型等)のピノを僅かに混ぜているとのこと。その星形のアイスを食べると、願い事が叶うといわれているなんて、噂を広めようとしているようです。「願いのピノ」とブログ検索すると、確かにネットで話題になっているのが分かります。なぜか、星形のピノは「幸せな気分」を演出してくれるようです。

 製品に関連したキャラクターを使ってネットで話題にする方法もよく行われています。商品自体でなく、キャラクターについてネットで話題にしてもらう手法です。コカコーラの「コークスキー」や、ファイバー美人大学の「美人大学警備員」と「悪の親玉アクダマーキン」が、今月のNET Marketing Forumで話にでています。

[追記](2010/11)
 このエントリーに対してのスパムコメントが多いため、コメントを受け付けないようにしました。何か御意見などありましたら、他のエントリーに書き込んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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