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November 12, 2006

ミスキャンブログでの炎上事件

 今月上旬、ミスキャンブログの女子大生カリスマブロガーの坊農さやかさんのブログが、NHKに取り上げられた直後に炎上する、という事件がありました。なお、現時点では沈静化しています(かなりのコメントは削除されたようです)。

 この事件は、J-CAST ニュースに取り上げられています。ブログでも、山崎秀夫さんのブログなど、多くのブログで話題になっています。

 また、原因となった2006年11月3日放送のNHK「ニュースウォッチ9」の画像は、YouTubeにあります(多分違法なコピーなので、間もなく削除されるでしょう。このタイトルからして悪意的であり、炎上をあおった感じです)。

 この炎上は、放送を見て、「企業から金貰って提灯記事を書いてるブロガー」と決め付けられたためのようです。なお、私はミスキャンブログで企業から新商品などの紹介の依頼を受けていることを以前から知っていたので、この放送を見ていても、「高級レストランで試食ができてうらやましい」位の感じでした。

 この炎上事件は、放送(21:30頃)から、炎上(2チャンネルには22:50時点で既に炎上中と書かれていたらしい)まで、あまり時間がかかっていないのを見ると、常習犯による事件と思われます。ミスキャンブログの読者は女性中心なので、本来の読者とは違う人達に「荒らされた」、と見ることができます。その点、坊農さやかさんには気の毒だと思いました。また、現役女子大生芸能プロ社長の日記にも飛び火したようです。

 私の感想としては、時としてブログの中でこっそりと広告(バイラル広告)が行われている、ということを利用者が知るべきだと思いました。特に、amebaブログはネット広告会社のサイバーエージェントが運営しているため、広告の臭いがプンプンすることを認識するべきです。はてなやNifty(cocolog)には、このような広告をしてもらいたくはありませんが、ブログと広告との結びつきは常識として知っておくべきです。そうすれば、こんな騒ぎは起こらないでしょう。具体的には、高校の情報の授業の中ででも、このような話をするべきでしょう。なお、私は、10月に自分の担当するe-ビジネスの授業の中で、個人のブログの中で広告される場合があることを、ミスキャンブログを例に出して説明しました。また、自分のWebページの中にも、利用者のブログ/SNS上の宣伝/販売の動向についてまとめています。

 以前、企業ブログの失敗例のエントリでご紹介した、ウォークマンブログ炎上事件については、炎上した時点のログ(正確にいうとキャッシュのログ)を保存できましたので、かなり正確に状況を確認できましたが、今回は都合の悪いコメントがすぐに削除されるといった攻防戦がおこなわれたようなので、あまり状況を確認できていません。将来、「炎上に関する研究」をするかもしれないので、できるだけ生のデータを取っておきたいのですが。。。

 ところで、ブログ炎上事件をウォッチしている、炎上blogというブログを見つけました。

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Tracked on November 12, 2006 at 10:10 AM

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