藤沢市の情報化について
本学は茅ヶ崎市にありますが、藤沢市にも近く、藤沢市側(湘南台近辺など)に下宿している学生も多く、藤沢市とはいろいろと関係が深いです。
神奈川新聞(カナロコ)のサイトに、昨日付けの記事として、藤沢市が市民参加型の防災システム実験を始めることが載っていました。防災システムにGISシステムを導入している自治体は多いですが、市民参加というのはあまり聞きません。災害時にWebサイトで迅速に情報を提供できる仕組みが重要ですので、住民参加というのは効果的でしょう。
藤沢市は、e都市ランキング2006において全国で2位になっているなど、情報化についての評価は高いです。例えば、今年から税金のクレジットカード納付を開始(全国初)し、軽自動車税について実証的にクレジットカード納付ができるようにしています。
藤沢市は市民電子会議室で特に有名てあり、eデモクラシーへの挑戦―藤沢市市民電子会議室の歩み(金子 郁容 著)という本にもなっています。
なお、他に近辺で自治体の情報化で有名なものとしては、横須賀市の電子入札システム、小田原市の防災情報システム(他の自治体と相互バックアップ体制)などがあります。私の情報化戦略(2年生向け)の授業では、行政/自治体の情報システムを講義する際には、身近な例として、藤沢市や横須賀市などのシステムを紹介しています。
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