AIDEESモデル(ブログを使ったマーケティングのための購買行動モデル)
昨日(4/14)の日経MJの1面に、マーケティングの教科書に出てくる従来の購買行動モデルAIDMAに代わり、AIDEESモデルというものがネットでのブログを活用したマーケティングに用いられているという話が載っていました。ブログでは、マーケティング戦略ビューロー@P-styleブログ・すずしげさんのブログ・虎ノ門ではたらく社長のblogなどに、この話題が取り上げられていましたので、参考にさせていただきました。
AIDEESモデルでは、A(Attention:注目)・I(Interest:関心)・D(Desire:欲求)まではAIDMAと同じですが、以降は、次のようにモデル化しています。
Experience = 「購入・体験」
Enthusiasm = 「顧客の心酔」
Share = 「推奨」
AIDEESでは、「心酔」が消費者からの口コミ情報を発信する「推奨」となり、次の「注目」に結びつき拡大する循環性を持つ、と日経MJは解説しています。
既に、Niftyの企業向けマーケティングサービスBuzzPulseでは、このモデルを採用したサービスを提供しているようです。
このAIDEESモデルは、経験マーケティングや経験経済の考え方と、バズマーケティングの手法を、ブログ活用に適用する場合には有効と思われます。
しかし、一般の合理的消費者モデルには、AIDEESモデルは適用できないでしょう。消費者が心酔するような商品・サービスは限られています。ですので、以前紹介したAISAS/AISCEASモデルのほうが汎用的に利用できるでしょう。
なお、AIDEESを回すことを意図して、ブログにヤラセで「顧客の心酔」を書かせるようなことをすると、消費者からの反発で、最悪、ブログ炎上なんてことにもなりえるでしょう。やはり、ハーレー・ダビッドソンのようにユーザコミュニティをじっくりと育てていって、自然とブログに「顧客の心酔」が出てくるようにしないといけないでしょう。
先週から春学期の授業が始まって忙しくなりました。また、論文や本の締め切りも迫っているので、しばらくはブログの更新が少なくなりそうです。

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