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November 14, 2005

クリック&モルタルでのBtoBtoC

 昨日、経営情報学会の秋期全国大会(福岡にて)で、発表してきました。
 テーマは、クリック&モルタル(ネット販売と店舗販売を両方行なうビジネス形態)でした。発表の中から一部ご紹介します。ネット販売する際の店舗網の活用の仕方がいろいろと工夫されています。ネット販売により店舗の売上が減らないように、ネットで販売しても、店舗の売上として計上する仕組みが多くの業種で見られます。以前ご紹介したノエビアも代理店に手数料が入る仕組みでした。
 他に,次のような事例があります。
ファミマ・ドット・コム --- 日経ネットビジネス 2001.2月号より
 ファミマ・クラブに入会する際に自分が所属する店舗を選ぶ。ネットで購入して宅配で受け取った場合、所属する店舗の売上になるというもの。なお、関連して、ファミリーマートから、「電子商取引フランチャイズシステム」(特開2001-265941)という特許出願があります。
・シャディ (ギフト) --- 富士通の事例集より
 日本全国で地域に密着した店舗があることが強み。チェーン店と共存共栄。ネット販売の売上も、顧客が会員となっている地域の店舗に計上。
・J&J アキュビュー (コンタクトレンズ) --- 販促会議 2005.12月号より
 まず、販売店を通して、眼科医で検診し、処方情報を登録。以降は、ネットのアキュビューアイケア サービスで注文可能。ネットからの売上は上記販売店に計上。

 他に、ネットを通したデジカメプリントでの店舗活用方法や、書店卸(取次)の運営するネット書店でのリアル書店活用方法もクリック&モルタルの典型的な例です。私としては、これらの事例をベースに、クリック&モルタルの在り方について分析しています。特に、シナジーの仕組みに注目しています。
 学会に行くといろいろと刺激を受けます。今後、どのように研究してゆけばいいかについて、いろいろ考えさせられました。福岡まで行った甲斐がありました。

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