金融関連のビジネス方法特許
最近成立した金融関連のビジネス方法特許についてご紹介します。(特許のリンクをクリックする前には、一度、特許電子図書館の公報検索画面ページを表示させ、クッキーに覚えさせてください)
最近では、保険関係の特許がかなり目に付きました。
まず、あいおい損害保険の認証システム(特許第3648159号)は、保険代理店認証マークに関する特許です。あいおい損保の多くの代理店のホームページに保険代理店認証マークが張られていて、クリックすると、あいおい損保による認定証のウィンドウが表示されます。特許によると、この認証チェックは、サービス提供者がWebページを更新した日付時刻と最後にサービス提供者が認証された日付時刻を比較するとのこと。簡易な処理なので、迅速に行われるのが特徴。
保障と貯蓄を組み合わせた明治安田生命保険のライフアカウントL.A.に関して、保険管理システム (特許3667279号)という特許が成立しました。明治安田生命保険から、リリース文も出ています。目新しい商品だったので、保険とからめた積立金管理の仕組みが特許になりました。
三井住友海上火災の保険募集支援サーバ(特許第3671173号)は、ネットで保険契約してもらう場合に説明事項を表示する方法についてで、以前に同意している内容については、再度の同意を求めなくていいようにする仕組み。保険契約処理装置、保険契約処理方法、及びプログラム(特許第3669949号)は、旅行保険に関する発明で、クレジットカードに付帯されている旅行保険では補償の足りないところを表示するなどして、旅行保険に入ってもらうための仕組み。まだサービスしていないと思いますが、こんなサービスがあれば使ってみたいです。
公開されただけで、成立はしていませんが、有価証券取引仲介システムおよびその方法(特開2005-100052) というローソンと日興コーディアル証券の共同出願は、店舗に設置された店頭端末からの株取引に関する特許出願。ピーカブー(Peekaboo)の仕組みを特許出願したと思われます。
銀行では、百五銀行のインターネット決済システム(特許第3646790号)は、モバイル決済にワンタイムパスワードを利用するもの。みずほコーポレート銀行の電子取引方法および電子取引システム(特許第3654801号)は、EDIの決済時(組み立てメーカーと部品メーカーとの間など)の消し込みを自動化する仕組み。UFJ銀行のローン口座出金管理システム及びローン口座からの出金管理方法(特許第3662017号)は、無人ATM等でカードを作りカードが送られてくるまでに現金を安全に出金する仕組み。
電子マネー関連では、NTTの利用者認証方法、サービス登録方法、認証カード、~(特許第3675701号) は、一枚のICカードに、複数のサービス提供者毎に固有の利用者識別子を提示することを可能とする仕組み。電子マネーを様々な小売店のポイントカードとしても使えるようにする場合は、このような特許に引っかかるかもしれません。
これらの内容は、近いうち(次に大学に行った時)に、金融関連(eビジネス・eコマースの動向と技術)のページに追加します。なお、ご紹介した特許以外にも、金融関連のビジネス方法特許はいろいろと成立しています。金融機関の特許活動が定着してきた感じです。

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