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April 24, 2005

旅行業界の情報化

 現在、旅行業界の情報化に関する論文を書いていて、TravelXML等の仕組みを検証しています。4社ほどヒアリングにも行き、動向や今後の課題をまとめています。ネットでは、たびいち日記というブログも参考にしています。
 今のところの結論としては、TravelXMLはかなり問題がある、ということです。3/30にこのブログで紹介したビィー・フリーソフトのように、ASPで旅行会社と素材提供者を結びつけて一元的な情報の管理を行うようなシステム基盤が最も望ましいと感じています。TravelXMLのように情報を送りあう(またはWebサービスで参照しあう)よりも、一元的に情報を管理し、取引があれば企業間で情報を紐付けていく、という方式のほうが自然であると感じています。たびいち日記を読んで、その感を強くしました。また、TravelXMLは、主に大手旅行会社とITベンダーでまとめてきたため、普及させようとするといろいろと問題を生じそうです。

 大学の授業期間が始まってしまったため、このところブログを書けませんでした。毎度ですが、授業やゼミの立ち上がりの時期は全く余裕がありません。やっと少し楽になってきたので、これからは週に2回程度はブログを書きたいと思います。

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April 11, 2005

日経BPの「ネットビジネスTODAY」

 4月6日より、日経BPのサイトでネットビジネスTODAYが始まりました。日経BPは、ネットバブルの頃は、日経ネットビジネスという雑誌をだしていました。その頃よりは、地味ですが、ネットビジネスを再度特集してくれてありがたい限りです。ただし、現在では、他の雑誌に自然とネットのことが載っています。ですので、以前とは違います。上記のサイトを見ると、これまでの連載をそのまま載せているのもありますし、ネットビジネスでくくり直したとも見えます。それはさておき、今後の充実を期待したいです。
 しかし、最初に取り上げた事例はあまり適切ではないと思います。日本旅行:3種類の広告で多角的なネット戦略を展開という事例では、目標はネット販売で個人受注の3割を獲得することとしています。旅行代理店は、従来の高手数料ビジネスが足させ(店舗との共食い現象を避ける意向から)となって、予約サイトのような低手数料の直接契約タイプの送客ビジネスに乗り遅れました。この事例のように、市場の何割という目標でなく、顧客のうちの何割をネットで、という目標では欲がないように見えます。このような事例を紹介するのがいいのでしょうか? 事例の選び方を考え直してほしいです。やはり、ベストプラクティスまたはチャレンジングな目標をかかげた事例や革新的な仕組みを持った事例を載せてほしいところです。
 なお、ネットビジネスに特化した雑誌で現在発行されているのは、月刊ネット販売くらいのようです。50~100ページで1部2000円は異常に高いですが、希少価値でしょうか? なお、最近、無料公開記事が多くなったようです。

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April 07, 2005

IT経営百選

 4月4日に、IPA(経済産業省配下)で活動しているIT経営応援隊(中小企業の経営改革をITの活用で応援する委員会)から、IT経営百選が発表されました。これは、経営戦略、IT の活用実態などが優れていて、中小企業経営者の目標と認められる企業を選んだものです。
 このIT経営応援隊は、メリーチョコレートの原社長や、日経BPの上村孝樹主任編集委員等が、活動の中心になっているようです。日経BPの上村さんは、日経アドバンテージの編集長をされていた方ですが、休刊になってしまったと思ったら、こんな形で活動されているということです。なお、日経BPでは、SMB+IT(中堅・中小企業のIT化支援)というページも提供しています。
 IT経営百選に選ばれた事例は、すでに雑誌などで事例として取り上げられているものも少なくありません。私の事例集にも、最優秀賞のメリーチョコレート、サンコーインダストリー、山崎文栄堂、カブドットコム証券、ダン、優秀賞のコロちゃん、奨励賞の備後ムラカミ、清川屋を載せています。武蔵野(日本経営品質賞を受賞したことでも有名)については、日経ベンチャーのビデオ「こうすればITは経営の武器になる」で、ボイスメールや電子稟議などの活用方法が具体的に説明されています。
 IT経営百選についてブログでは、採点基準がなんとも判断し辛いという方もいます。また、受賞おめでとうという発言も出ています。

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